【サンプル】旧ウイトリッヒ邸(横浜市戸塚区矢部町)をウイトリッヒの森に移築しよう!

by ネームファン

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神奈川県横浜市戸塚区矢部町, 日本

ネームファン

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プロジェクトストーリー

※本プロジェクトはサンプルになります。横浜市および物件所有者の了承を得ておりません。ですが、ほぼノンフィクションです。
プロジェクトにご協力できる方(リーダーやサポーターなど)、お待ち申し上げております。

■旧ウイトリッヒ邸ってなに?

2022年06月現在の旧ウイトリッヒ邸。高台の中腹にある。 門柱に横浜市認定歴史的建造物のプレートが付いている。

横浜市戸塚区矢部町にある木造の二階建て住宅で、2003年に横浜市認定歴史的建造物に指定されています。
もとは、スイス人の商社マンであるアーノルド・ウイトリッヒ氏(以下氏と略)が建てた洋館です。
横浜市のホームページには、昭和8(1933)年頃に建築されたとあります。
氏は1933年(昭和8年)に来日したので、すぐこの場所に家を建てたようですが、セカンドハウス化するのも早かったようです。
ネットにある資料から整理推測してみると、
・戸塚駅から徒歩で行けなくはない距離なので邸宅周辺の宅地化が進むのが早く、田舎暮らしを望んでいた氏はそれを嫌った。
・日本が戦争に突入して行き、働いたお金をスイスに貯金送付ができなくなったので、同区俣野町に広い土地を購入し、家を新たに建て会社員兼農夫をした。
・氏が勤めていた商社(現DKSHジャパン)は、当時横浜市中区山下町にあったので、毎朝戸塚駅まで車通勤(送迎は夫人か)した。もしくは会社まで車通勤をした(ただし昭和初期の道があまり整備されていない時代に、車通勤したとは考えにくい)。
のようです。

戸塚駅付近の旧ウイトリッヒ邸から、ウイトリッヒの森(赤丸印の部分)へのGoogleマップ。東海道沿いに南下したことが分かる。

その広い土地は現在、ウイトリッヒの森という公園(約3.2ヘクタール)になっています。
公園の真ん中あたりに「アリンコ広場」というのがあり、そこに邸を構えていたそうですが現在はありません。

ウイトリッヒの森にあるアリンコ広場。ベンチがあるところに家が建っていたそう。すぐ近くに電柱や公衆トイレがあるので、インフラ整備は整っている

昭和26(1951)年に、日本光学の社長が購入する前に10年ほど空き家になっていたとありますから、氏が本当に手放したのは、昭和16(1941)年頃であろうと思います。
あの戦火を潜り抜けてきた、たくましい邸だと言えるでしょう。

■旧ウイトリッヒ邸の現在の状況は?

全部事項証明書を見ると、その後昭和38(1963)年にさらに他の人手に渡っており、2022年現在もその方が所有しています。
なお土地と建物は抵当に入っているものの、所有者が居住しているわけではないようです。
実際この場所の坪単価は2021年に121万円で283坪ありますから、建物はさておき土地の価値として不動産業者も喉から手が出る物件といえます。
とはいえ歴史的建造物にしている以上、税制面での優遇措置があると思いますし、指定した時点で所有者と法的効力を持つ覚書を交わしているとは思いますが、この点については現在確認中です。

雑草は刈ってあるものの、家自体の痛みは相当ひどい。東日本大震災、2014年の大雪、2019年の大型台風と自然災害に負けずよく耐えていると思う。

個人が所有しているので勝手に入るわけにはいきませんが、門外から見るに実際の外観はボロボロです。雨漏りもしていそうですし、シロアリにもやられているかも知れません。

■支援希望金額はいくらぐらいか?

では抵当額はいくらかというと具体的金額は控えますが、バレンタインジャンボ宝くじの1等前後賞より多いです。
それに弁護士、司法書士、税理士、建築士、修繕費などの諸費用を含めると、限りなくドリームジャンボ宝くじの1等前後賞に近い数字になるでしょう。
※寄付金額は、ページの左上に記載されています。一口一万円から。刻名権は10万円からです。

■成立した後の展望について

基本的には横浜市に、皆様からいただいた支援金から諸経費を差し引いて渡しますが、条件付きとします。
それは「現地に支援者の方々の名前を記した看板を設けること。」です。無論看板の製作・設置は当社で担います。
このプロジェクトでの返礼品はありませんし、返礼品を用意するような団体もありません。
お心次第となってしまいますが、現地に設ける看板だけが支援者の方々の記憶遺産となるべく善処します。
その後の指定管理は市もしくは外郭団体に委任しますし、有料開放して地域住民や支援者の方々に末永くご愛用されることを切に願います。

プロジェクト現地に表示する看板(A3サイズ~)縦タイプ

プロジェクト現地に表示する看板(A3サイズ~)横タイプ

■ウイトリッヒの森に移築するという方法もある

赤丸印がウイトリッヒの森。近くには歴史的建造物があるので、お互いにリンクさせて回遊性を高めた方がよいと考える。

旧ウイトリッヒ邸をウイトリッヒの森の森のありんこ広場に移設したイメージ。カフェを併設したり、聖母の園バス停へコースを設置するなどして、回遊性を高めたい。

■なぜ移転させる必要があるのか?

先のウイトリッヒの森は、かつて氏の所有物であったことを鑑みるに、今の場所よりは森に移築した方が良いと思います。
といいますのは、現在の邸が入り組んだ住宅地の丘の中腹にあり、非常に分かりにくいところにあるからです。
道路は非常に狭隘ですし、レトロ建築が好きな撮影者も多く訪れるようで、邸宅の反対側にあるフェンスには「もたれかからない」という注意書きが掲示されています。
こんな環境では落ち着いて観察することはできません。

無論移築するとした場合、耐震、修繕、防火・防犯、管理等を考慮すれば迂遠な手続きになるでしょう。
しかし近隣には、再建された住友俣野別邸や再建に向かって奮闘している旧モーガン邸があります。
これらの建物をウォークラリーのようにリンクさせて、地域を活性化させるのも一つの手だと考えます。
既に他の自治体や横浜山手地区の洋館の例を持ち出すまでもなく移築・復元し、カフェ・展示室やイベント会場として利用している例はあまたあります。

無論、支援者の看板はこちらに設置させていただきます。

この構想にご興味を持たれた方がいらしたら、ぜひ本プロジェクトにご協力いただければ幸いです。

リターン

¥100,000

返礼品は、ありません。
現地での支援者名を記した看板(A3サイズより)のみとなります。
10万円からの刻名になります。

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