ショートストーリー

本プロジェクトは、イベント誘致になります。
刻名権はホームページ内になります。
ホームページのみのご芳名額は、10,000円からになります。

横浜踊場にかんなみ猫おどりを呼ぼう! 【イベント誘致】

by name fun ネームファンディング

  • ¥1,500,000

    目標金額
  • ¥150,000

    調達
  • プロジェクトは終了しません。

    プロジェクト終了
達成率 :
10.00%
最小金額は¥10000 最大金額は¥100000 有効な番号を入力してください
¥
横浜市泉区中田東1丁目, 日本

name fun ネームファンディング

2 プロジェクト | 0 支持されたプロジェクト

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プロジェクトストーリー

おことわり

本プロジェクトは、
・横浜市(土地所有者)
・泉区役所(地域振興課)
・中田踊場自治会(供養塔が存在するエリアの町内会)
・中田寺”ちゅうでんじ”(供養塔のかつての菩提寺)
・泉区歴史の会、戸塚見知楽会
には事前報告済みです。
本案件の供養塔の土地所有者である横浜市から、町内会等へ管理委託がされていないため、維持清掃は地元有志が行っています。
そのため石碑のある地区自治会の会長に本プロジェクトの趣旨を説明し、
「計画実施の可否について回答する立場にない」こと、
「実施に関しては連合会と当社とは関わりがない」こと
の、旨の覚書を交わしております。
供養塔は宗教に関わる”土地定着物”ではありますが、特定の宗教・政治や思想等に偏ってプロジェクトを行っている訳ではない旨申し添えておきます。
また寄付金控除はありませんので、あらかじめご承知おきください。
※本サイトでは寄付ではなく、応援と記載します。
※文中の写真や動画は、函南町観光協会さまのご承諾を得て掲載しております。

横浜の踊場とはどういうところか、何があるのか

横浜市戸塚区の戸塚バスセンター前から西に、一本の道路が伸びています。
長後街道(神奈川県道22号線横浜伊勢原線の一部の呼称)といい、戸塚と長後(途中厚木・伊勢原方面に分岐)を結ぶ、主要地方道路です。
明治大正期は養蚕業の運搬として、戦後は厚木からマッカーサー元帥が横浜に向かった、歴史ある街道です。

その途中に、「踊場(横浜市泉区中田南1丁目)」という地下鉄の駅、交差点名と交番があります。
地名ではなく地点名です。
駅周辺は戸塚方面は、家電量販店、スーパー、自動車販売店、ラーメン屋さんなどで、泉区側はコンビニ、ファミレス、牛丼チェーン、ドラッグストア、自転車販売店などです。
特に大きなビルもなく、どこにでもありそうな住宅街です。
唯一他と違う所があるとすれば、駅出入口のエレベーター脇にある小さな祠(寒念仏供養塔)です。
この供養塔は、昔からの歴史を感じさせる大切な場所です。
https://maps.app.goo.gl/dDGSvC4sRq4do7Uo7

寒念仏供養塔とは

「寒念仏」とは小寒(新暦1月6日)から節分まで、伏鉦※1(ふせがね)をたたき、念仏を唱えながら市中を巡回する仏教の修行のことです。
寒中に行うのは厳しく、その苦行が多くの功徳をもたらす、という信仰上の理由があります。
当時の菩提寺であった中田寺(ちゅうでんじ)の僧侶達が、念仏修行の総仕上げに元文(げんぶん)二年(一七三七)の十一月(新暦12月末~1月上旬)に供養塔※2を建立したそうです。時の将軍は徳川吉宗です。
「今は定期的な供養は行っていません。」と中田寺のご住職。※3
※1 伏鉦(ふせがね)・鉦吾(しょうご)は、小さな木槌とゴング状の金属を叩いて音を出すものです。
※2 供養塔とは、治安・交通や医療も発達していなかったので、当時病気・戦・行き倒れや今でいう通り魔に遭って殺されてしまったであろう人々を供養する石碑と定義されています。他の宗派でも建立しているところが多々あります。
※3 現在の供養塔は、道路の拡張や地下鉄工事などで何度か移動しており、塔の下にお骨はないものと思われます。

猫踊り民話とは何か

正確な年代は江戸時代と言う以外不明なのですが、東海道の宿場町である戸塚の家々で飼われている猫たちが、夜な夜な手ぬぐいをかぶり笛を吹いて踊ったという民話があります。
この猫たちが踊っていた場所から、”踊場”という地名になりました。
話しの内容は何種類かあります。
①戸塚宿の水本屋という醤油屋(または芸者置屋)に、トラと言うメス猫が飼われていた。トラは笛の吹き手だが、ある日熱いオジヤを食べて笛が吹けなくなった説。
②伊勢吉という料理屋に、三毛猫が飼われていた。三毛猫は笛の吹き手だが、ある日熱いオジヤを食べて笛が吹けなくなった説。
③徳翁寺(横浜市戸塚区川上町)で一匹の猫が飼われており、夜な夜な仲間と踊場で踊っていたが、飼い主が子猫をもう一匹飼い、そちらをかわいがるので恥ずかしくて袋をかぶって踊っていた説。
④又兵衛さんと言う人に飼われていたが、ある日熱いオジヤを食べてしまいやけどが原因で死んでしまい、踊り場で化けて踊っていた説。
上記に加えて、実は人間の行動が猫に転じたのではないか。というのが以下の2説です。
⑤昔の人情本などに遊女や売春婦のことを猫と言ったようで、これは転じて「不寝身(ねずみ)」で苦労する。と言われる説。
⑥村の若者たちが村はずれに集まりお互いに踊りあかし、親睦をはかったのを猫にたとえた説。
今でもネコの習性は未知数なところがありますが、昔は今よりも更に解明されていないので戒めに使われたり、酒を飲んで酔っ払った若者たちをネコに見立てたりしたようです。ただ言えることは実際に猫が踊っていたのか、人が踊っていたのか。と言うことは分りませんし、分かる必要もない。と言うことです。

人間にせよ猫にせよ仮説が多いのでこの辺でやめておきますが、要は諸説ある。ぐらいに思っていただいて良いでしょう。
本来は寒行をした記念的石塔が、長い年月を経て猫おどりの供養と混在している点で、ユーモアがあります。無論、仏教的・歴史学的に見れば別々にすべき。と言われますが、日本人の宗教観からすれば、それでもいいのでは。と思います。

踊場は猫おどり発祥の地の一つ

猫おどりの民話は、神奈川県だけでなく、北は青森県から南は沖縄県にも存在します。
踊った所以や結末はいろいろあります。
・不精な飼い主の嫁を懲らしめるために踊った(秋田県大館市)
・夜な夜な踊っていた猫の飼い主が、手ぬぐいを用意してあげた(横浜市戸塚区)
・夜な夜な踊っていた猫の飼い主が、気味悪がって追い出した(静岡県函南町)
・飼い主に踊りを見られていなくなった…など。

また、2024年現在全国で行われている猫に関する祭りの代表的なものは、
・かんなみ猫おどり(静岡県函南町)
・こまねこまつり(京都府京丹後市)
・うすき赤猫おどり(大分県臼杵市)
などがあります。

上記の中で、横浜の猫おどり民話と共通するのは静岡県函南町です。
夜な夜な家々の猫たちが、特定の場所で踊っていた。と言う点です。
猫の毛柄や結末こそ違え、強引な結びつけではない共通したお話があります。

かんなみ猫おどりとは何か

「その昔、函南の軽井沢集落に住む男が飼っていた猫が、笛を吹いて踊ることがわかった。男は猫に気味が悪いと追い出して以来、見かけなくなった。」という民話があり、テレビアニメにもなったことから、町おこしとして地元商工会議所の青年部が中心となって1986年より始まりました(現在は観光協会が主催)。
2023年11月(通常は8月)に行われた際は、一般来場者が12,000人超となりました。
函南町では、「かんなみ猫おどり」を地域おこしのイベントとして成功させていますが、踊場ではまだ何も始まっていません。今こそ、この面白い伝説を活かして盛り上げる時です!
YouTubeかんなみ猫おどり

踊場で何をしたいのか

このイベントを通じて、踊場の供養塔周辺をきれいにするための応援基金を募り、地域の魅力を多くの人々に知ってもらいたいと考えています。
横浜の踊場はよくある住宅地として、函南町は町おこしや観光として、環境や風土の違いはあるにせよ、お互いネコ民話が存在することに関しては、唯一無二であることには変わりません。
特に函南町は、イベントを始めて38年先行していることから学ぶべき点は多いはずです。
「地域文化・価値を見直す」を共通点として、まずはかんなみ猫おどりをお呼びして披露していただく。ということです。合わせて地域活性や交流の勉強会を開くことも想定しています。

応援者とご来場者に望むこと

まず、踊場が猫おどりの伝説の場所であることを知ってもらい、地域の歴史や文化に興味を持ってもらいたいと考えています。そして、「かんなみ猫おどり」を通じて、地域を盛り上げるための取り組みを知っていただきたいです。皆さんが自分に何ができるかを考え、次回もまた来たいと思ってもらえるような楽しくて魅力的なイベントにしたいと考えています。地域の未来を一緒に作り上げましょう!踊場の未来は、皆さんの手にかかっています!

踊場のあるべき未来とは

このプロジェクトが成功すると、踊場の供養塔周辺がきれいになり、地域のシンボルとして愛される場所になります。また、全国の猫おどりの話がある地域と交流し、文化を共有することで、さらに地域の魅力が高まります。希少な伝説のあるこの普通の住宅街から、歴史と文化がキラリと光るまちに変えるために、今こそ立ち上がりましょう!

詳細は、別途ほこら周り美装化プロジェクトをご覧ください。

ご参考
150万円の内訳(比率は変更になる場合があります)
・かんなみ猫おどりの開催代 60 %(出演料、資材運搬費、交通費等)
・施設賃貸料         5 %(横浜市の施設を使用予定)
・PRおよび諸経費      35 %(印刷代、デザイン制作費等)

リターン

¥10,000

踊場猫おどりプロジェクトのホームページご芳名記載

0 支援者
100残りのリターン

¥30,000

踊場猫おどりプロジェクトのホームページご芳名記載と手拭いなどの特典※特典の内容は変更になる場合があります

0 支援者
50残りのリターン

¥50,000

踊場猫おどりプロジェクトのホームページご芳名記載・ほこら周り美装化プロジェクトの看板ご芳名掲載優先権(お名前のみ)と手拭いなどの特典※特典の内容は変更になる場合があります

1 支援者
9残りのリターン

¥100,000

踊場猫おどりプロジェクトのホームページご芳名記載・ほこら周り美装化プロジェクトの看板ご芳名掲載優先権(お名前+一言コメント)と手拭いなどの特典※特典の内容は変更になる場合があります

1 支援者
4残りのリターン

横浜踊場にかんなみ猫おどりを呼ぼう! 【イベント誘致】 に対するレビュー1件

  1. I.C (承認)

    踊場が盛り上がるよう応援しています!

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