プロジェクトストーリー
※本プロジェクトは、あくまで当社の計画の一例です。実際のプロジェクト立案を確定したものではありません。プロジェクト中の写真は全て著者撮影です。
※本プロジェクトはサンプルになります。藤沢市、横浜歴史資産調査会、旧モーガン邸を守る会には報告しているものの、完全な了承を得ておりません。ですが、ほぼノンフィクションです。プロジェクトにご協力できる方(リーダーやサポーターなど)、お待ち申し上げております。
■旧モーガン邸って、どこのなに?

旧モーガン邸の場所。神奈川中央交通バスで、藤沢駅北口から戸塚バスセンター行きに乗り、鉄砲宿バス停下車徒歩約10分。車の場合は東海道沿いにコインパーキングがあるので、事前に調べた方がよい。

現在の旧モーガン邸の状況。 右にある木は、シンボルツリーのヒマラヤスギ。無料開放は第三日曜日のみで15:00頃閉園。
東京方面から京都へ向かう東海道の、横浜市戸塚区を抜けて藤沢市に入ったほど近い場所に、この邸があります。東海道沿いから、少し入った場所にあり道路標示もないので、車で来たらうっかり通り越してしまうので気をつけてください。
いま(2022年)から数えて約102年前に横浜に来日した、アメリカ人建築家J・H・モーガン(Jay Hill Morgan)の邸です(敷地面積約2000坪)。氏の設計功績はウィキペディア等に譲りますが、この邸は2007年と2008年に計二回執拗に放火されています。しかもこの放火魔は、近くにある住友俣野別邸という邸も放火しているのに、いまだに捕まっていません。
ところで邸のイメージはというと、放火前のイラストを見たところ、和洋折衷の平屋建てで、下卑た例えでいえば「ジブリっぽい」と言ってしまえばそれまでですが、瀟洒で再建すれば地域の目玉になる建物なのは間違いありません。
現在、公益社団法人 横浜歴史資産調査会というところが土地と建物(ほぼ全焼なので炭状態の木軸を建築用防護幕で覆っているのみ)を所有し、管理は藤沢市、掃除やイベント運営は、NPO法人旧モーガン邸を守る会が行っています。
さて両会が発行する広報誌によりますと今年2022年に入り、建物の再建費用は明るい兆しが見えてきたようです。
・・・ですが当社的には、次のような懸念が頭をよぎりました。
・藤沢市民がどのくらいこの邸の存在を認知しているでしょうか。
・敷地が広く、柵、防犯カメラ、屋外消火栓等がまったく整備されていません。
・少子高齢化が進行する中、駐車場はおろか自転車駐輪場もありません。
・一番肝心なトイレがありません。
確かに邸を再建できる見込みがあることはよいことですが、資料を読む限り周りの環境計画について特に語られていません。これではまた不法侵入や放火を許してしまうことになりかねないでしょう。
●駐車場出入口の位置を考える

旧モーガン邸の外観を損なわない駐車場出入口の検討図。エレベーターや階段は別途必要。

●駐車場の出入口イメージ
■東海道の魅力を上げる一翼を担う視点で
当クラウドファンディングサイトの別プロジェクトでも上げたように、旧モーガン邸の付近は住友俣野別邸やウイトリッヒの森があります。現在旧モーガン邸と住友俣野別邸は、古民家同士ということでお互い紹介しあっています。
ですが現状では、古民家が二つ点在するだけでは、ちょっとアピール度は弱いように感じます。
別プロジェクトの古民家を加えて計三か所保全されてくると、やはりPR度が増しますし、ギャラリーやカフェを併設すれば集客力もアップするでしょう。
もちろん一点集中で再建や管理にまい進するのは大変良いことです。そのうえで、もっと広域的視点で、この三か所をリンクさせてウォークラリー形式にすれば、古民家だけでなく東海道としてもっと盛り上がっていくのではないでしょうか。
それになにより年一回、箱根駅伝という沿道の魅力を全国に伝えてくれるビッグなイベントがあるのですから。
■当社なりの資金調達とは

旧ウイトリッヒ邸買取・再生プロジェクトでも使用した、Googleマップ。歴史的建造物などを集めて、魅力をアップさせたい。
そのため当社のクラウドファンディングのスキームとしては、『藤沢駅の北口・南口に大型LEDビジョンを設置して、アニメと実写を交えたPR映像を放映する。』というものでしたが、屋外広告物条例が思いのほかハードルが高く厳しいと判断しました。
旧モーガン邸を守る会が現地でのアート活動や、ホールを借りてチャリティーコンサートなどを行って、資金を集めています。もちろん所有者である、横浜歴史資産調査会も学者の講演会を開いて資金を集めています。
当社としては、ぜひ当クラウドファンディングサイトをご利用いただき、駐輪・駐車場、外構柵、防犯カメラ、屋外消火栓、スプリンクラーなどの環境整備に充てていただきたいと思います。
条件としては、支援者の方々の名を刻んだ当社指定の看板を立てていただくことが前提となります。

プロジェクト現地に表示する看板(A3サイズ~)縦タイプ

プロジェクト現地に表示する看板(A3サイズ~)横タイプ
リターン
¥100,000
プロジェクト現地に設置する、支援者名を刻んだ当社指定看板。A3サイズより

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